長野県は日本国内でも有数の人気を誇る観光地です。
アウトレットやゴルフ場、スキー場など、様々なシーンで季節問わず楽しめるのが特徴的ですね。
そんな長野県に観光で訪れるなら、まずはその広大な自然を満喫していただきたいです。
ゴルフ場、スキー場というワードからも分かる通り、長野県は自然を感じることのできる観光名所。
日頃の疲れを自然の中で癒すなんてまさに贅沢の極みでもあります。
しかも長野県は温泉でも有名ですからね。
日中は自然を満喫し、夜は温泉で疲れを癒す。
日常では絶対に味わうことのできない貴重な時間を過ごすことができるはずです。
そこで今回の記事では、長野県にある「一度は泊まってみたい思い出に残るおすすめ宿10選」を紹介。
以下にて紹介するホテル・旅館は長野県内でも有数のおすすめ宿。
宿泊料金は少し高めですが、いつも頑張っている自分へのご褒美として、ひと時の贅沢を味わってみては如何ですか?
雄大な自然と料理に癒される杜の宿 季澄香
中央アルプスのふもとにあり、大自然の中にある邸宅を思わせる宿「自然と料理に癒される杜(もり)の宿 季澄香(ときすみか)」。
客室は風情のあるアジアンテイストの家具で統一されており、邸宅を思わせる優雅で贅沢な時間を過ごせます。
すべての部屋から森や庭園を眺めることができ、全室に半露天風呂がついているので、森の香りを感じながら至福のひと時を過ごせるでしょう。
夕食では信州の蕎麦を使い、フルコースを楽しむことができる「蕎麦フレンチ会席」が提供されます。
シェフ・中路啓太がプロデュースしており、地元食材を中心に組み合わせた信州の四季を堪能できること間違いなし。
食材の旬はまさにその時であることから「一期一会の世界」。
食材を知り、その食材の味を最大限に引き出している新境地の料理を楽しめます。
花仙庵 仙仁温泉岩の湯
ホームページがなく予約の取れない宿と称されている「花仙庵 仙仁(せに)温泉岩の湯」。
山の中にある一軒宿ですね。
「本当にくつろげる宿」をコンセプトとしており、まるで自然に包まれている様な感覚になる癒しの宿です。
その中でも注目すべきは宿の名物「大洞窟風呂 仙人の湯」。
奥行きが30mもあり、ほんのり暗く、まるで洞窟の中にあるかのような温泉です。
全体的に岩で覆われており、滝からは湯が流れているのが特徴的ですね。
また、混浴で脱衣所には湯浴み着が用意されています。
部屋のタイプは全部で3種類。
それぞれ個性の違う部屋になっています。
夕食・朝食ではまるで高級料亭の雰囲気を感じる数々。
地元の食材や名物料理を堪能することができます。
渓谷に佇む隠れ宿 峡泉
2020年「日本の小宿10選」に選出された、国定公園「天龍峡(てんりゅうきょう)」内にある全8室の隠れ宿「渓谷に佇む隠れ宿 峡泉(きょうせん)」。
天龍峡の自然に囲まれた部屋は癒しを感じられる空間になっています。
また天龍峡温泉はラドン含有量が豊富な療養泉。
美肌効果を期待できることでも有名ですよね。
客室すべてのお風呂から出るので、時間を気にせず好きなときに浸ることができます。
食事は天龍峡の断崖になぞらえた南信州の自然の恵みを味わえる料理。
まるで物語を詠(よ)むような唯一無二の創作会席料理を味わうことができます。
アンシェントホテル浅間 軽井沢
「アンシェントホテル浅間 軽井沢」は、「2021トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベストホテル」を受賞。
旅行プラットフォームである「トリップアドバイザー」において、小規模ホテル部門ではアジア2位・世界9位を受賞している軽井沢の国立公園にあるホテルです。
森林の中で贅沢に過ごすことができ、日常の慌ただしさを忘れさせてくれます。
部屋のタイプは囲炉裏がある古民家のエッセンスを思わせる和室から、涼しげでさわやかなリゾートを感じさせる洋室、ヨーロッパから見た中国の様式であるシノワズリースタイルと様々。
自分自身の趣向にあった空間を選べるのは嬉しい限りですね。
夕食は記憶に残る味わい深い創作和食料理。
それぞれの食材のもつ本来のおいしさを最大限に引き出した和食を堪能できるだけでなく、オリジナルの陶器に盛り付けられた料理を目でも楽しむことができます。
BYAKU Narai
400年の歴史をもつ奈良井宿「BYAKU Narai」。
日本最長の宿場町として今もなお当時の面影を色濃く残しています。
創業1793年の酒蔵で街のシンボルでもあった「旧杉の森酒造」と、⺠宿として栄えた「旧豊飯豊⾐⺠宿」の⼆棟が宿として引き継がれました。
間取りは用途の異なる⼆棟から構成されており、客室は全部で12室。
まるでタイムスリップしたかの様な空間で、現代の疲れを癒してくれます。
料理は季節や文化を継承。
郷土料理の新境地に出会えたり、伝統料理と地酒のペアリングを楽しむことができます。
また伝統の木曽漆器で料理をいただけるなど、地域に根ざした食体験を表現しています。
緑霞山宿 藤井荘
山郷にひっそりたたずむ渓谷沿いにある低層に作られた数寄屋造りの宿「緑霞山宿 藤井荘」。
森鴎外や与謝野晶子など文人墨客(ぼっかく)が愛した正統派の旅館です。
温泉は二百余年に及ぶ名湯で、絶景と共に楽しめる露天風呂や大浴場、源泉かけ流しの共同浴場などが用意されています。
客室は全室が松川渓谷(けいこく)に面しており、四季折々の自然と一体感を楽しむことができますね。
料理では信州里山で採れるものを中心に、近隣で取れた食材を選りすぐり、土地に伝わる調理法を取り入れながら滋味あふれる料理になっています。
長年愛されるオイルフォンデュは、地元の山の幸や野菜をシンプルにオイル揚げしており、素材そのままのうま味を閉じ込めた絶品料理です。
扉温泉 明神館
「扉温泉 明神館」の名は、日本神話にちなんだものだといわれていることをご存知ですか?
明神館は「神様たちが湯治に訪れる場所」としても有名で、スポーツの神様と信仰される天手力男命(アメノタヂカラオ)が天の岩戸をかついで訪れたといわれています。
ゆっくりした気分になり、岩戸を持ち帰るのを忘れてしまったことで、それが入山辺の扉岩だとも伝えられていますね。
扉温泉は神経をリラックスさせる温度で、心身をリフレッシュさせる効果も期待できます。
部屋は大きなベッドのある洋室から、旅館ならではの和室まで様々なタイプが用意してあります。
部屋の名前は創業者の代から花や木の名前がつけられているのが特徴的。
料理は自家製の無農薬野菜、四季折々の地元で採れる山菜や川魚などの食材を使っています。
夕食は日本料理かナチュラルフレンチのいずれかを予約時で選ぶことができます。
かしわや本店
創業百余年、歴史を感じる大人の宿「かしわや本店」。
花柳章太郎翁や川口松太郎が訪れたことのある文人墨客(ぼっかく)が愛した湯の里です。
別府温泉は枕草子で詠われた古くからの温泉地。
柔らかな泉質なので、肌がすべすべになる「美肌の湯」としても有名です。
部屋は日本の心が息づく建物で、書院造りの粋をつくした空間に和の情緒と安らぎをあたえてくれます。
畳や障子のたたずまいに包まれた空間は、のんびりとくつろげること間違いなし。
料理は信州ならではの旬の味を生かし、月替わりで膳を彩ります。
訪れる時期によって食材が変わるため、信州の四季をより深く感じることができるでしょう。
石苔亭いしだ
「石苔亭いしだ」の目印でもある立派な「夷毘沙門(えびすびしゃもん)」をくぐるとまさに別世界。
丹念に打ち水された敷地に入るとピリッとした空気に包まれます。
館内に用意されているシアタールームやエステ・茶室などでくつろぐことができる他に、毎夜ロビーにある能舞台「紫宸殿(ししんでん)」にて伝統芸能を楽しむこともできます。
部屋は畳になっており、客室から庭園が見られることも。
石苔亭いしだは昼神温泉。
視覚・聴覚・触覚からも楽しめるよう様々な趣向を凝らしており、心身ともにリフレッシュできます。
料理は信州の自然あふれる山の幸・里の幸を使い、四季折々を目でも舌でも感じられます。
素材でこまやかな郷土の味覚に舌鼓をうたれることでしょう。
千曲乃湯 しげの家
人里から少し離れた千曲川(ちくまがわ)沿いに佇む「千曲乃湯 しげの家」。
創業六十年を迎える日本旅館ですね。
畳敷きの館内なので素足に心地よく開放されます。
部屋は和室・洋室合わせて8部屋のみ。
それぞれ異なる趣(おもむ)になっているため、好みに合わせて選びたいところ。
源泉かけ流しの温泉は美肌の湯としてしられる戸倉上山田温泉。
二つの大浴場と貸切風呂は、ゆったりと寛げる趣きになっています。
料理は更科(さらしな)の食材と旬の素材を用いた日本料理。
季節の移ろいをひと品ひと品にのせたような心尽くしの「懐石料理」を心ゆくまで堪能できます。
最後に
以上、長野県内にあるおすすめ宿を10箇所紹介しました。
冒頭でもお伝えした通り、今回の記事で紹介したホテル・旅館は長野県内でも有数のおすすめ宿です。
間違いなく「思い出に残る贅沢なひと時」を過ごせるでしょう。
せっかくの旅行で後悔なんてしたくないですよね?
だからこそ素敵なひと時を過ごすためにも、宿泊先は妥協せず選定しましょう。
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